行田青年会議所の2月例会に参加したことは書きましたが、
この内容が印象に残っているので書き記します。
講演を聞きました。
講師は株式会社アイーダ、岩崎徹様でした。
よく、地域の魅力発信!と言いますが、
伝え方にもさまざまあるとのこと。
今重要なのは、モノよりコトに注目する伝え方ではないかと。
モノよりコトとは近頃よく言われる言葉です。
物を提供するのではなく体を使った体験をしてもらおうという意味で使われることがありますが、
今回の場合は違います。
今の時代、
物を売ろう、PRしよう、と思っても
どこのメーカーの商品も機能はだいたい同じです。
人の印象にはなかなか残らないものです。
決め手となる何かがないと、今使ってるやつで良いかな、と思われてなかなか物が売れない時代です。
そんな中、必要なのが、
機能を説明するのではなく、思いや、その物に込められたストーリーを伝えて共感してもらうことが重要なのではないかとのこと。
まず、この動画を見てください。
勝手に貼りつけますけどYouTubeに転がってたからしょうがないですよね。
4分間だけお付き合いください。
これに妙に納得してしまいました。
鉛筆の話。
あぁそう言えば昔は良く使ってたな、とか、鉛筆削りをぐるぐる回してたな、とか、その思い、ストーリーに共感して、もう一度手に取りたくなってしまう。
他にもこんな例があります。
僕は、ゴルフが好きなんですが、最新の460ccのチタンヘッドのドライバーは使っていません。
1996年製、ミズノTzoid(欧米仕様)という小さいスチールヘッドの、しかもスチールシャフトのドライバーを使っています。
こんなもの最近じゃ手に入りませんから、オークションサイトEbayで落札し、アメリカの方から購入しました。
なぜ、こんなものでゴルフをしているか?
それは、1996年マスターズトーナメント、最終日
6打差でリードするグレッグノーマンを、追うニックファルドが、大逆転の末に勝利するというドラマチックな展開を見て魅了され、その世界に憧れ、共感したために、いつの日かニックファルドが使っていたそのドライバーをどうしても手に入れたいと思って、ついに手に入れたのです。
性能からしたら、こんなドライバーは、飛ばなくて難しくてとても最新のものにはかないません。
しかし、僕にとっては最高のドライバーなのです。
そこには、値段だの素材だの飛距離だのそんなものは関係ありません。
俺はこのドライバーの世界観にすっかり共感したのだ、だから使う、それだけなんです。

これですね。
おわかりでしょうか?
地域の魅力を人に発信する時も、機能や性能、価値がいかに優れているか素晴らしいかを語るのではなく、
「この魅力には、僕はこんな思い入れがあって、実はこんなストーリーが隠されているんですよ、そこが僕は好きなんです!」
と裏に隠されたストーリー、強い思いに共感させることが大切なのではないでしょうか。
奇しくも、元スターバックスCEOの岩田松雄氏も言ってましたよね。
スターバックスはコーヒーを売っているんじゃない、
職場でもなく家庭でもない「第3の場所」を提供し、感動を与えるんだと。
スターバックスの店員さんは、自社のコーヒーがいかに美味しいかを説明したりしませんよね。
この内容が印象に残っているので書き記します。
講演を聞きました。
講師は株式会社アイーダ、岩崎徹様でした。
よく、地域の魅力発信!と言いますが、
伝え方にもさまざまあるとのこと。
今重要なのは、モノよりコトに注目する伝え方ではないかと。
モノよりコトとは近頃よく言われる言葉です。
物を提供するのではなく体を使った体験をしてもらおうという意味で使われることがありますが、
今回の場合は違います。
今の時代、
物を売ろう、PRしよう、と思っても
どこのメーカーの商品も機能はだいたい同じです。
人の印象にはなかなか残らないものです。
決め手となる何かがないと、今使ってるやつで良いかな、と思われてなかなか物が売れない時代です。
そんな中、必要なのが、
機能を説明するのではなく、思いや、その物に込められたストーリーを伝えて共感してもらうことが重要なのではないかとのこと。
まず、この動画を見てください。
勝手に貼りつけますけどYouTubeに転がってたからしょうがないですよね。
4分間だけお付き合いください。
これに妙に納得してしまいました。
鉛筆の話。
あぁそう言えば昔は良く使ってたな、とか、鉛筆削りをぐるぐる回してたな、とか、その思い、ストーリーに共感して、もう一度手に取りたくなってしまう。
他にもこんな例があります。
僕は、ゴルフが好きなんですが、最新の460ccのチタンヘッドのドライバーは使っていません。
1996年製、ミズノTzoid(欧米仕様)という小さいスチールヘッドの、しかもスチールシャフトのドライバーを使っています。
こんなもの最近じゃ手に入りませんから、オークションサイトEbayで落札し、アメリカの方から購入しました。
なぜ、こんなものでゴルフをしているか?
それは、1996年マスターズトーナメント、最終日
6打差でリードするグレッグノーマンを、追うニックファルドが、大逆転の末に勝利するというドラマチックな展開を見て魅了され、その世界に憧れ、共感したために、いつの日かニックファルドが使っていたそのドライバーをどうしても手に入れたいと思って、ついに手に入れたのです。
性能からしたら、こんなドライバーは、飛ばなくて難しくてとても最新のものにはかないません。
しかし、僕にとっては最高のドライバーなのです。
そこには、値段だの素材だの飛距離だのそんなものは関係ありません。
俺はこのドライバーの世界観にすっかり共感したのだ、だから使う、それだけなんです。

これですね。
おわかりでしょうか?
地域の魅力を人に発信する時も、機能や性能、価値がいかに優れているか素晴らしいかを語るのではなく、
「この魅力には、僕はこんな思い入れがあって、実はこんなストーリーが隠されているんですよ、そこが僕は好きなんです!」
と裏に隠されたストーリー、強い思いに共感させることが大切なのではないでしょうか。
奇しくも、元スターバックスCEOの岩田松雄氏も言ってましたよね。
スターバックスはコーヒーを売っているんじゃない、
職場でもなく家庭でもない「第3の場所」を提供し、感動を与えるんだと。
スターバックスの店員さんは、自社のコーヒーがいかに美味しいかを説明したりしませんよね。